本屋の力量

豊穣の3日間

研修の話ではありませんよ!!
研修は最悪でした。ニコニコした顔のまま固まってしまいました。
今帰ってきて夕食を食べてほぐしている所です。
あんな、顔面神経痛を起こさせるような研修はもう願い下げです。

そんなことではなく久しぶりに大阪市内を存分に歩けてその意味では豊穣の3日間でした。

なんと、諸星大二郎の本を3冊森雅之の本1冊をGETしてしまいました。

これは大変貴重です。特に森雅之さんの作品が書店に並ぶことは極稀なことで、そこに行き会えて購入できたのは神の配剤と言うか、3日間どうしようもない研修をよく絶えたねとのご褒美なのかと思っています。

諸星大二郎著「海神記」上下巻
諸星大二郎著「壁男」

そして森雅之著「追伸」

最後の「追伸」はなぜか2冊も置いてあったので思わず2冊買い占めようかと思ったぐらいでした。彼の作品ならば2冊持っていても価値は充分あります。娘に先日面白い写真集を誕生日のプレゼントとしてもらったので、同じ森雅之のファン仲間としてあげてもよかったのですが、彼女は私の本を読めばいいので1冊だけ買い求めてきました。

結局そんな私がのどから手が出るほど欲しい本は、本屋の実力シリーズで書いた「ジュンク堂」や「喜久屋書店」などにしか置いていないのです。

想像するに、森雅之の本が1冊もないと嘆いたジュンク堂の担当者が見ず知らずの私のために取っておいていてくれたのではないかと思うほどです。
実はそれは「追伸」の中身にもリンクしているのですが。

上の三つは私の「まんが談義に夜も更けて」で必ず記事にしますのでお楽しみに

今日はまず、報告まで。

| | コメント (0)

本屋の力量 その3

読者各位

このシリーズ記事に関してのコメントが皆無なのがさびしいです。

こんなに幅広いけれども偏ったブログをずっとあきもせず見に来てくださっている

読者の方が多く存在することはありがたく思い感謝しております。

こんな偏ったブログをずっとあきもせず見に来てくださっている方はきっと無趣味の方ではなく、本屋さんの好き嫌いもある方々だと信じています。

たまたま、双方向の意思疎通の出来た方も何人かいらっしゃいますし

私自身を存じておられる方も見に来ていただいているのも存じ上げております。

私の標榜いたしておりますのが「自分の言葉で語りたい」ですので、それは裏を返せば「どんな意見も受け入れます」の表明でもあります。

その表明の場を「本屋の力量」という形で双方向に繋がっているということを、単にログの形だけではなくお示しいただければ、これに勝る幸いは無いと存じます。

その点をご理解の上、ハンドル名で結構ですのでコメントを賜りますようお願い申し上げます。

Theta2拝

(おまけ:列仙伝より 東方朔)

2_2

| | コメント (3) | トラックバック (0)

本屋の力量 その2

とあるブログで図書館や本屋の話をコメントでやり取りしていました。
その中で本屋の中には立ち読みではなく「座り読み」できる本屋のあるという
話題が出てまいりました。

本屋の力量を測る一つのバロメーターかもしれません。

「座り読み」できるということは、すなわち


「どうぞ座ってでもその本をお確かめください。
内容がお気に召さなかったら書棚に戻してください。
私どもは、単に本を並べているだけではございません。

『良書』を選んでおいておりますので。
読者の方々を応援することで社会貢献を行っております。」


ということでしょう。

「座り読み」できる本屋さん例えば大阪ではこんなところがあります。
( (・ε・)ヾさんすみません、あなたへのコメントの内容を使い回ししますm(__)m )

千里中央 田村書店
(大阪大学、大阪外大、循環器病センターへ企業団地への通り道で専門書もたくさん置いてます。さすがJISなんかも揃えている)

ジュンク堂 大阪本店
(ジュンク堂はそういう主義のようですね、でも場所が梅田と淀屋橋の中間にあるので行き難いのが難点)

大阪西梅田 旭屋本店
(仕切りはあるけど喫茶コーナーがあります)

天王寺 喜久屋書店 (アポロ店)
(ここは本のフロアにシームレスに喫茶コーナーまである)

TSUTAYAあべの橋店(1F書籍コーナー)
(本のコーナーの横にインターネットカフェがある)

ちなみに池袋のジュンク堂「座り読み」出来るそうです。

いま、昔あった良書を集めた「町の本屋さん」がどんどん郊外型クズ本屋に取って代わられている。悲しいことです。

そこで提案ですが「全国良書店マップ」を作りませんか?

特に「座り読み」できる書店があれば最良ですが、この前に書いた本屋の力量に本屋の力量を測るバロメータを書いていますし、それに「座り読み」も評価ポイントに入れて。
この記事のコメントでもメールでもトラックバックでも何でもありで教えてください。
大きなターミナルでその沿線に大学や研究所や大病院があるところに集中する傾向があるようですが、郊外型でもたまにあります。
それは私達のためでもあり、そんないい書店をバックアップする意味でもやりたいと思いますのでぜひご協力をお願いします。情報いただけたら私が責任を持って発表します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本屋の力量

ここのところちょっと頭に来る事件があってある団体にけんかを仕掛けている最中です。だからちょっとブログ更新していなかったけど、まだ秋休み中なので雑然と記事を書きます。

(ある団体との「けんか」の結末は後日詳細にこのブログで公開しますので、乞うご期待!!!)

私はこのブログで色んな分野のことを書きますが、実はかなりいっぱいレアなネタ本を持っています。

あんまり紹介すると面白くなくなりますのでちょっとだけ。

「捜神記」この本のことは中国史で六朝の時に書いた本ですが、実はすごい本なんですよ。
多分普通の本屋さんではおいていない。
大阪だとジュンク堂大阪本店とか旭屋梅田本店とか、紀伊国屋なんか
東京だと八重洲ブックセンターだとか書泉グランデ、新宿の紀伊国屋みたいな
何でもありますって言うどでかい本屋さんにしか置いていない。
そうか国公立の図書館。

東洋文庫って言うのは私も何冊か持っていますが、そのなかの10巻が
この捜神記です。実はこれをネタにした小説や漫画がたくさん在ります。
もしたまにそういう店に行って中国歴史コーナーにあれば超ラッキーです
有名な玄奘の「大唐西域記」もありますが見ることも少ない。
最近平凡社がネット販売始めたんでそれが実は確実な入手方法なんですが。

私はレアな本をたくさん置いている小ぶりな本屋(大阪天王寺のユーゴー書店)で随分以前に購入しました。古本屋でもたまに見ます。
ユーゴー書店は有名な書店ですが、今は隠れた名店になっています。ここでしかお目にかかれないような本をたくさん置いています。もし大阪にお住まいの方でレアな本をお探しでしたらぜひ行かれることをお勧めします。

今みたいに大型の本屋さんが多くなかった時代は、小さな本屋さんが自分で特色を作って固定客を取ろうと努力したものです。私の高校時代はまだそうでしたのでそれを探して回るのが楽しみの一つでした。

言っちゃ悪いが今の郊外型量販店はくず本の集まりです。

本は実は出版社の都合で、買い取らないと書店に置けない本と、そうじゃなく売れた時点で代金を支払うって言う2種類があるんですよ。後者が殆どで郊外型量販店はそんな本しか置いていない。つまりどこに行ってもおんなじ本ばかりになる。

ある人に教えてもらった話ですが、前者の典型例が「岩波文庫」だそうで、その書店の力量をはかるバロメーターなんだそうです。

岩波文庫に良書が多いのは皆さんご存知ですよね。それを買い取ってでも多く揃えようという意思がその本屋の店主にあるならばその本屋は置く本を選んでいるということです。つまり良識のある書店ということになります。

反対に「岩波文庫」が少ない本屋は本の問屋の言いなりで本を置いているということです。

郊外型量販店は殆どが後者です。たまにはいいところもあります。

私は本屋の値踏みをするのを趣味にしています。

売れない本をどれだけ置いているかがやはりバロメーターです。

一つを紹介すると私の好きな漫画家「諸星大二郎」の本は多分余り売れない。もしその本屋の漫画コーナーに「諸星大二郎」の漫画が5種類以上おいてあったら、その本屋さんは漫画に関しては優良です。まあ性格にもよりますが「つげ義春」が3種類以上おいてあってもそう判断していいと思います。歴史物だと上記の東洋文庫が5種類置いてあれば優良です。

そしてその見方でやれば他の本も類推できます。本の仕入れ担当者がちゃんと選んで本を仕入れています。つまり売れなくても読んで貴重な本だから、本当の本好きの店主もしくは仕入れ担当者が居るということです。もしくはこの作家の本には強い固定客が居ることを知っている本屋さんなんです。もし今言った本が(岩波文庫も含めて)1冊も置いていない本屋は最悪の本屋だと見て間違いありません。つまりクズ本屋です。そんな本屋に行くと気分が悪くなってしまう。だからそんな本屋では雑誌か文庫かNHKのテキストしか買いません。買うものが無いもん!

以上雑然と書いてみましたが、これを読んだ方一度行きつけの本屋さんではどうか見てみてください。おもしろいですよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)