昨日某氏と飲んでいまして(某氏はほとんど酒がだめなので私は泡盛を某氏はパインジュースで琉球料理を食していたのですが…。
その人とはほとんど個人的な趣味とかの話をしたことが無かったのですが、時々見せる表情や反応からもしかしたらと思って誘ったら、案の定趣味がぴったりの人でした。
私は会社の内部であまり個人的なことを話すのを嫌う人間なんですが、その人とは一度個人的に(あくまで個人的にで会社との関係を一切切り離して)話してみたかったので食事に誘ったのですが。
私の人をみる目の鋭さを自慢してしまいそうです。
特にはまったのが、「ゲーム」それも「ドラクエ限定で」、「中国史」とりあえずは「三国志」限定で(その人は三国志正史を読破したそうです!!!!!)
そして極めつけは「銀河英雄伝説」した。
実はあの小説は結構厄介で第1巻で挫折する人が多いんですよ。銀河帝国と自由惑星同盟がどうしてできるかをはじめにどーーんど書いちゃうから、その歴史教科書みたいな文章にほとんどの人がくじけてしまう。それを乗り越えた人たちだけがヤン・ウエンリーやラインハルト・フォン・ローエングラムとご対面できるという構造になっている。だから、小説読破した生身の人を家族以外で見たのが初めてだったもので大変に興奮してしまいました。
内の家では前にも書きましたように全員がそこを突破してご対面したのですが、ネット上にたくさんいるそんな人はどこにでもいるものだと思っていたら案外いないんですよね。あそこを乗り越えて本当の「銀英伝」の世界に入った人だけが「銀英伝」を語れるのですがOVAが出てからは存外フリークが増えたようです。でもあの第1巻を理解できなかったら本当の「銀英伝」ファンとはいえないと思います。なぜ地球が忘れ去られ銀河連邦ができ銀河帝国ができ自由惑星同盟ができたのかという背景をまず頭に入れてから、ヤンとラインハルトの戦いを見るべきでしょう。
最近、そのキャラクターが好みかというのを家族の中でやったことがあるのですが、ヤンとラインハルトとキルヒアイスは別格として、語ってもらう。これで性格判断ができる。
私はミュラー上級大将とフレデリカさんです。
その人はミッターマイヤー夫妻だそうです。
私はあの「鉄壁ミュラー」とよばれ、信じる主君に対しては最善を尽くし、元帥の地位を自分には実績が無いのでと固辞し、ヤン・ウエンリーを尊敬し、ユリヤン・ミンツにもやさしく接する。でも実戦では何度も旗艦を替えてやっぱり自分の信じるラインハルトを守るという姿勢。ここに私はミュラー提督の矜持を見出します。こんな人たちとめくりあえこんな人たちと戦いこんな風に接したいと思います、それが敵でも味方でも優れたものを認め素直に愛し戦う。ミュラー提督の生き方こそが私の理想とするところなのですが…。残念ながらそんな上官にもそんな敵手にも恵まれず今を過ごしています。
ヤンも異様にミュラー提督を評価します。多分、作者の生き方としての理想をミュラー提督に見出していたのかもしれません。自分が主君になれないことが分かっている人がどう生きるかを考えたらミュラー提督のような生き方がやはり理想的なのだと私は考えます。
ミュラー提督はバーミリオンでヤンと実際に会い、「もしあなたが私の側に生まれていた私は用兵をあなたに学びに行った」とミュラーがいいヤンは「もしあなたがこちら側に生まれていれば私は今ごろ昼寝していたでしょう」と返します。
ヤンとミュラーの性格が見事に出ているシーンですが、真にお互いの尊敬を語っているという意味では、この物語の最高のシーンのひとつではあります。ミュラーはヤンの葬儀にも参列するという役を演じていますが、それは、ヤンとラインハルトという巨星に向かう人という意味で作者が設定したのではないかと思っています。
(OVAでは)銀髪の男前で、優しく、良識派で、味方にも、敵にも優しいでも勇猛果敢でいつも君主の危機を身を呈して救う。
ずいぶん語りましたが。「銀英伝」ではミュラーさんが一押しのキャラクターです。
女性編はまたいつか語ります。
最近のコメント