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theta2 in Changzhou(7)私と中国

7月11日に旅立って、8月1日に日本に戻ってきました。

このブログで、何度も中国のことを取り上げてきました。その中国と、実際の中国に本当に差があったのか?

などというのは愚問というものでしょう。今までの中国に関する知識は誰かが見た中国であって、それにはどうしても見た人がベクトルを加えた物なのだと理解すべきでしょう。

どちらも、中国であって中国で無いというのが真実で、それは私自身=何々といえないのと同じで、中国の平均値なんぞというものが存在しないのでしょうから。

3週間で中国のことがわかったなんてとてもいえませんが、今まで本や映像の中でぼんやりとしていた中国という国が、現実の経験の中で産声をあげ、具体的な形を示そうとしているのは確かなことです。それは本当の中国という国に行き、生身の人間に接し言葉を交わしたからこそ生まれえたものだというのは間違いの無いことでしょう。

人と人との関係は第一印象で決まるといいますが、国もそういうものかもしれません。。(それが私のベクトルになるのでしょうが)少なくとも中国は私にとって昔から幻の恋人のような国でした。間近に接しても少なくともその恋心を失わせるところでなかったことは確かです。

それが証拠にふと気が付くと中国のことを考えている自分を発見してしまうのです。

もう中国を離れて2週間がたとうとしています。もうすぐ2回目の訪中になるでしょう。

さて、今度の中国は私にどんな顔を見せてくれるのでしょうか…今から楽しみです。

(theta2 in Changzhouひとまず完結!)

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theta2 in Changzhou(5)常州食事情

会社は常州市の北の方にある百丈(パイチャン)というまあいわば常州でも田舎のほうにあります。いま投宿している格林豪泰(クーリンハオタイ)というホテルのある新北区と比べるとかなり差が(東京で言えば渋谷と青梅ぐらいの差は言いすぎですが)があります。ここ数年で開発が進み工業団地ができてきていますが数年前まではのどかな長江沿いの農村地帯だったようで、今でも軽トラック風の乗り物に乗ったお百姓さんがとろとろ走っている風景を良く見かけます。道端で西瓜(シークァ)を売っています。

会社は中国のその筋では大手の企業の敷地内に間借りしているのですが、昼食はそこの社食で食べます。

まず茶碗にご飯が盛ってあり箸とれんげが円卓においてあり、回転テーブルに数種類のおかずが皿に盛ってあります。これをご飯の上に乗っけて食べるのです。多分ごくごく普通の家庭料理なのですが、煮物と炒め物しかありません。肉少なく野菜多し…まるで精進料理とは現地駐在員の弁ですが、間違いなく健康食です。もやし炒めが絶品です。日本でもある小さいもやしを、たぶん塩と中華スープで炒めているのですが、塩加減や食感がいいです。日本で働いた経験のある女の子が、日本でこれを食べたくてしょうがなかったと言っていましたが、多分中国の人の家庭の味なのだと思います。そのほか(1)でも書いた東坡肉(トンポウロウ)は毎回のように出てきます。そのほかセロリの炒め物やなんだか知らない野菜の炒め物や、トマトと卵のスープなんていうのも出てきます。

どうも、この状態に馴染めない日本人も多いようですが、私はぜんぜんOKで、毎日おいしくいただいています。

もうすこし、中華料理風の物が食べたければ、街中に一品ずつとってその皿の数でいくらっていう店もあります。20元~30元(300円~450円)でビールも飲んで麺も食べておなかいっぱい食べられます。信じられないような物価の安さですね。

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さらに100元も出せば立派な中華料理をたらふく食べられます。

さて、日本の駐在員は夕食に何を食べているのでしょうか?

実は以前にも書いた日本料理店で食事することが多いようです。
日本の居酒屋とほとんど同じ物が出てきます。特に焼き魚は人気があるようです。
当地では魚といえば淡水魚ですので泥臭くい独特の臭みがあります。中華ではそれに香辛料を入れて煮込むのが一般的です。決して焼いて食べるということをしないのがこちら風だとか。またそんな風だから生では決して食べません。焼き魚が一番一般的な魚の食べ方だと思っている日本人は食べたくなるのでしょう。でも日本料理屋では刺身も、すしも出てきます。

これが原因のひとつなのですが、何よりも日本語が問題なく通じるというのも敷居を低くしています。当地で日本語が喋れるのは日本料理屋の店員さんと日本人クラブのお嬢さんたちを除いては、大学の日本語学科の学生か日系企業の従業員の一部だけです。
そんな事情もあり、ある通りには固まって日本料理店があったりします。そしてその隣には日本人クラブなるものがあります。私も何度か現地駐在員と一緒に「江戸屋」という日本料理屋に食事に行きました。

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私の場合ケンタッキーやマクドナルドもあるので、そこで簡単に済ませることもあります。
日本資本のラーメン屋もあって、そこで手羽と餃子でビールを一杯って言うのが大変手軽で気に入ってました。これで41元ですので、600円程度日本人感覚から言っても決して高くは無いです。まあ食生活はこんなです。

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theta2 in Changzhou(4)常州電脳事情

今回は電脳事情ということで。
この中規模都市でも日本で手に入る電脳グッズはまず手に入ります。

日本でも見るような家電量販店もあります。こちらでは「五星電器」って言うところがいっぱい支店を出しています。日本で言えばヨドバシやヤマダ、ジョーシン、みたいなところで白物家電からコンピュータまで幅広く取り揃えています。

電脳フリークのために「電脳城(ディエンナオチエン)」というところまであります。
ここがまた、やたらと怪しい問屋街みたいなところで、1畳ぐらいの店から大きくても8畳ぐらいの店がぎっしり詰まった2階建て2棟と、平屋の長屋が数件あります。IBMのPC部門を買収したlenovoややはり世界のSONY、韓国のSAMSUNG、アメリカのHP、Dellなどの看板が目立ちます。まあいわばアキバのラジオ会館の何でもあり版です。
秋葉原や日本橋ではありえないことですが、激しい呼び込み合戦が展開されます。
こっちは何言ってるのかさっぱり解らないから無視しておけばいいのですが。

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携帯に関しては圧倒的にSAMSUNGがシェアを持っているようです。私も今回こっち用の携帯を買ってもらいましたがSAMSUNG製でした。SAMSUNG製だと密輸品も多く出回っており数百元(1元=15円と考えてください)で買えます。それが日本のSHARPの携帯だと3000元以上だそうです。こうなると約4万から5万円ですので日本の価格とそう変わりません。しかし大卒の初任給で2000元そこそこだっていうから高嶺の花なんですよ。

うちの会社でSHARPの携帯を持っていたのは某中堅社員とママにお金出してもらえるお嬢さんだけでした。

しかし電脳グッズでも雑貨に近い部類になると、えっ!というぐらい安くなります。

たとえばSONYやIBMのロゴの入ったマウスが数10元ですから数百円単位で買えます。
もちろんパチモンですよ(笑)もし使えなかったら交換してくれますから大丈夫です。
多分深センあたりの町工場で原価数元で作っているんだろうな…などと思いながら眺めていました。

その中で少し興味そそられるもの…以前から欲しかった、ノートPC用のクーラー。
目に留まったのはごく簡単な造りでファンが2つ付いていて折りたためる携帯タイプ。
もちろんUSB電源駆動です!

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ちょっとファットなおばちゃん店員さんにそれを指差すとすぐ電卓で25と入れて見せてくれました。まあいいかと思い、ほかの色を見せてくれというつもりで「Other colors?」といっても通じません。考えあぐねた結果「別色」と書いたらすぐにいろいろ出てきました。
結局、息子への土産で2つ買おうと思い緑と青を指差して指を2本立てて見せたら、おう何とかとかいって電卓で45と打ってきました。ここでは値切らないとだめな場所だと聞いていましたので、すかさず4と指で合図、首を横に振る。おばちゃん電卓で43と打つ。何回かその攻防の挙句43で手を打っちゃいました。おばちゃん最後に名刺までくれてニコニコしてましたよ。1個21,5元=322.5円…安い。日本じゃファン1個でそれ以上しますもんね。

なかなかいい体験をさせていただきました。また来るからね電脳城!

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theta2 in Changzhou(3)常州の韓国事情

ハングルの看板がやたらと目立つのはなぜだか気になっていました。

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こんな店がいたるところにあります。先日社長に連れられて韓国家庭料理店みたいなところに行きました、チジミやピビンパが出てきました。少し本物とは違っていましたけど、それなりにおいしくいただけました。おまけに中国でチャミスルまで飲んでしまいました(笑)

こういった食べ物やだけではなく、雑貨店や服屋でもハングルで書かれた文字が目に付きます。
先日訪れた百貨店で、ヨンさまの大きなポスターが貼ってあったり、DVD店に「冬のソナタ」や「チャングム」がおいてあったりします。日本語を目にする機会が1とすれば10ぐらいはハングルの方が多いですね。
もっとも、これには日本人は漢字を理解する能力があり、韓国人のそれは劣るところに起因しているところが大なのかもしれませんが。

現代自動車(Hyundai)が常州に工場を構えているため多分韓国人が多いのだと思います。日本企業も日立、東芝、コマツといった大手どころが進出していますので日本人のほうが圧倒的に多いはずです…でも店の数から言ってかなり居るはずの韓国人らしい人を街角で見かけません。

もっとも、私も昨日常州人に道を尋ねられて覚えたての中国語「没有(メイヨー)=無いとか解らないの意味」といって去りましたが、日本人も中国人も韓国人も大して顔や背丈に違いがあるわけでなく、街角で大声で日本語を聞かないように韓国語も聞かないからかもしれません。ただ、どこかに同じように韓国人が多く潜んでいることは間違いないようです。

彼らも日本人が日本料理店で日本食を食べ、流暢な日本語を操る日本人クラブで酒を飲むように、韓国料理店で食事し韓国人クラブで酒を飲んでいるのでしょうね。

追記)
現地駐在員に聞いたところ、常州に日本人は300人ぐらい居るらしく、韓国人もそこそこ居るらしいです。やっぱり韓国バーで大騒ぎしているらしいです(笑)

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theta2 in Changzhou(2)

常州と言う街の歴史は古いのだそうで2500年の歴史を持ち15人の皇帝と9人の科挙主席を生んだ「秀才を生む街」として有名なのだそうです。

…と勉強して街に乗り込んだのですが、うん?ここは東京?ここは大阪?…常州一の繁華街「南大街」(ナンダージェ)の今の様子です。

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マクドナルドは「麦当労」でケンタッキーは「肯徳基」なのだそうです。
これは、南大街でも中心の専門店街なのですが、そうだといわれなければ東洋人ばかりで日本のどこかの町だといわれればそうなのかと思うような光景です。

秀才の街などという先入観のため諸葛孔明みたいな人が町をフラフラ歩いているのかと思えばさにあらず、西欧のブランド品の看板が並んでいる世界標準的?な街なのです。

上海や北京なんかはよく日本でも紹介され大きなビルが立ち並んでいるというイメージがあると思いますが、上海と南京の中間にあるとはいえまだまだ田舎の都市の常州の第1印象がこうだったので、逆の意味でのカルチャーショックを受けています。

次にカルチャーショックを受けたのは言葉です。当然私は中国語は全くできません。
知ってるのは「ニーハオ」と「シェーシェー」ぐらいです(笑)
まだ英語ならつたなくても単語並べりゃ何とかなると思ったのが大きな間違い。
食べ物屋に入って、Excuse Meっていったら思いっきりザザッと引かれました。
しょうがなくメニューの写真を指差して注文して事なきを得ましたが。

後で現地スタッフに聞いたら大学出しか英語は通じないよとあっさり言われました。
…おい、中国語のできん私にどうやってこの人たちとコミュニュケーションすればいいのだと突っ込まざるを得ない状況。

しかし何とかなるのもですね。韓国で片言英語作戦が通用したために同じ事をやろうとした私が馬鹿でした。韓国はなくしてしまったが日中にはまだある共通の漢字文化があるではないかと筆談に転じたところかなり意思疎通ができるようになりました。

たとえば、物を買うとき色違いはないのかと伝えたければ「別色」と紙に書けば即了解してもらえ、別の種類はないのかと問うとき「別種」と書けばずらっと並びました。

ああ、小学校から漢字を勉強しておいて良かったと思うTheta2でした。

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theta2 in Changzhou(1)

大変にご無沙汰しております。

ブログに対して興味を失ったわけではなかったのですが、仕事も忙しかったし生活のリズムが転勤(というか仕事内容が大幅に変わったり、勤務地が変わったりで引越しは無しですが)とかで変わってしまったしなんとなく遠のいていました。

過去の遺産のおかげかそこそこアクセスしてくれる人もいたりして感謝の限りです。

突然ですが今私中国に居ます。

遊びではなく当然仕事で来ているのですが、なんというか突然の話ですこしとまどっております。

先々週会議で「いま中国の現地法人ががたがたの状態だ」という話が出て流通センター改革の実績のある私あたりに行って貰えれば助かるんだけどね…と半分冗談めかした部長の話に何気なく「別にいいですよ」と言ったら、突如決定した次第で…(泣)

あとから、私中国語できないし、英語もそんなに上手じゃないし…といってもその言葉はかき消されてしまい、先週にはもう機上の人となっておりました。

何度も中国渡航経験のある社員から「絶対生水は飲まないでください。絶対に腹壊しますから!!」とか、「白酒(バイチュウ)攻撃に気をつけてください。絶対に倒れますから」とかやたら絶対にを強調した言葉を背に旅立ちました。

7月11日に関西国際空港~無錫に深セン航空(初めて聞いた航空会社に少しびびりました)で飛んで、無錫で駐在員にピックアップしてもらって現在江蘇省の常州市(Changzhou:チャンヂョウ)に居ます。

常州の印象?

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諸氏はSIM CITYというゲームをご存知でしょうか?荒野に道を引き区画を造るとどんどんと家が建ちそのうちビルになり…という姿が今の常州です、

常州は中国でも古都で、かの北宋の人、蘇東坡が愛してやまなかった街なのだそうです。だからそれにちなんだ遺跡もあるらしいのですが…いま居る新北区というところは、新区と呼ばれ、近代都市化した…していっている部分で昔の町並みは全く無く東京でもソウルでも見るような街と化しています。旧市街にも連れて行ってもらいましたが、古い町並みは全て取り壊され近代市街にどんどん変わっているところで、まるでSIM CITYみたいににょきにょきビルが立ち並んでいる状態です。

蘇東坡の姿がまるで無いのかといえばそうではなく、蘇東坡の好きだった肉料理いわゆる東坡肉(とんぽうろう)がよく出てきます。

次回以降すこしずつ、紹介できればと思います。人々の様子、アジアの中に居る実感などなどです。

(以下次回)

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