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theta2 in Changzhou(6)中国っぽい中国?

「倉廩實 則知禮節 衣食足 則知榮辱」

倉廩満ちて礼節を知り 衣食足りて栄辱を知る…春秋時代の斉の名宰相「管仲」の言葉ですが、「衣食足りて礼節を知る」という風に略して日本人は誰でも知っている言葉だと思います。

先日、会議でこの一文と、WIN-WINとを書いて、日本法人と中国法人の関係、企業とお客様の関係、仕事での自分と他人との関係を中国人スタッフに説明しました。

WIN-WINよりはわかりいいだろうと「倉廩満ちて…」を持ち出したのですが、反応は逆で「倉廩満ちて」はほとんど知らない外国の言葉のように受け取られWIN-WINは大学で習っていたようでした。

初めて常州に来たときの風景に対する印象の違和感がここでも現れてしまいました。ライフスタイルだけではなく、知識も西欧化が進んでいるのが実情なのでしょうか。

ある日曜日、常州市街でも数少ない観光スポット「紅梅園(ホンメイユェン)」に行って参りました。

投宿中の新北区のホテルから通江中路を南に下っていき、電車の高架をくぐると旧市街です。旧市街に入って南東方向の道を行くと突然風景が変わります。

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森の中に聳え立つ大きな塔。それは天宁禅寺の多宝塔でした。こういう形式の多宝塔は日本ではお目にかかれない。中国っぽい建築を始めて目の当たりにして中国に来たのだなと初めて実感する次第です。

(妙な話ですが、海外の人がやはり、京都、奈良に行きたがるのは日本に来たという実感を得るためなのだと了解した気がしました。)

塔を見上げながら、ゆっくり歩いて公園の南側に回り、運河にかかった橋を渡り公園の中に入りました。

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公園は、天宁禅寺の塔を北西に配し、もうひとつ南東に文筆塔という塔を配しており、中にこの公園の名前の由来となった紅梅閣という建物があります。そしていたるところに中国風の回廊や橋を配する中国風観光スポットになっています。

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天宁禅寺の方は今でも歴としたお寺のようですが、文筆塔の方は仏教建築ではありますが、そのものがオブジェのようにたっているだけで宗教色の薄いものとなっていました。

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この文筆塔にはいわれがあり480年頃創建されたようですが、元々は太平寺塔と呼ばれていました。(1)でも書いたように常州は秀才の出る街として有名だったところ、北宋の時代に進士の合格者の1/5の53人をを出すに至り、当時の皇帝はそれを賞し、この塔を「文筆塔」と改名させたということです。それ以来進士の試験の前にこの塔に上って合格を祈願することがこの地の慣わしとなったとのことです。また塔の頂に華やかな光がさすとその年にこの周辺から状元(進士主席合格)がでるとの伝説があるそうです。

これにあやかるべく、この夏大学院の入試を控えている息子のために祈りました。
そのかいあってか合格しました(これは予余談ですが)

文筆塔から北西の方に進むと、ささやかな遊園地があります。

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この公園はこの地区の数少ない総合娯楽施設のひとつであり(今は新北区に恐竜園というテーマパークができていますが)歴史的景観保存地区であることは間違いなく、市民の憩いの場として賑わっていることは間違いない事実です。

私としては、中国っぽいところが少しは残っていて本当に良かったという感想です。

しかし、新北区から歩いてここまで来ましたが疲れました。

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