« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月

今年ももうおしまい

早いもので今年ももう数時間になってしまいました。

去年の今頃は失職し不安を抱えての年越しでしたが、今年はある程度満足のいく職にもつき穏やかな気分で迎えることが出来ています。

結構粘った職探し…今ではなにか遠い昔のような気分で、今の会社にもう何年もいるような気分になっています。
正直仕事は多岐にわたりいそがしいです。

私の流通センターでのことは、流通改革だけではなく、人事、作業の効率化、作業環境の改善から、ゴミ拾いまで私の仕事ですから(笑)

私の来年に向かっての抱負は、いままでつづけてきたことが実って少しでも良い職場にしたいと言うことです。

時々このブログでも紹介していきたいと思います。

このブログの読者の皆様、今年もお付き合いいただきありがとうございました。

そして来年もよろしくお願いします。

皆様、よいお年を!!

| | コメント (6)

ちょっとご無沙汰

ここのところ、公私共に多忙でPCの電源すら入れられないことが多かったので更新もしておりませんでした。

今年も早いものであと3日です。まあなんといろいろなことがあった年でしょうか。

私の失業~再就職をはじめ、息子の大学入学、娘の就職、家内の就職…そして義父の死…。まさに公私共に激変の年でした。

仕事の方では来年は有能なアシスタントが入ることが内定しており何かと楽しみな年になりそうです。

まあ、今日はこんなところで。年内もう1回は更新しようと思っております。

| | コメント (0)

ちょっとお食事

ここのところ余り家族で一緒に食事することもなかったので、ちょっと贅沢な食事をしようと出かけてまいりいました。
娘と私たちは休みの日が全く合いませんので、夫婦と大学生の息子と3人で天王寺Hoopに入っているモード和食 ささ川にいってまいりました。

以前家内と食事したこともあるし、友人と食事したこともある店です。和食ベースの創作料理の店で、店内が静かでゆっくり話が出来、まあ値段的にも手ごろかなと言うことで結構お気に入りの店の一つです。(店内がうるさいところは余り好きではないです)

P1000308

1皿目は「カニと水菜そして湯葉の和えもの レモン釜にて」
カニの甘みと水菜のシャキシャキ感がよかったですね。

P1000309

2皿目は「さっと炙ったトロサーモンと香味野菜のみぞれポン酢」
ほ~。サーモンのこういう食べ方もありなのですね。結構油の乗ったおいしいサーモンでした。

P1000310

3皿目は「ブリと大根の玉蒸し椀 薄葛あん掛け」
いわば、茶碗蒸しの中にブリ大根が入っていて出汁のきいたあんがかかっています。
ブリ大根がうまい!!

P1000311

私だけ昼間からワインなんぞをいただきました。結構おいしいイタリアワインでした。

P1000312

4皿目は「スパーシー・フライドチキン」
それほどスパイシーではありませんでしたがおいしくいただきました。

P1000313

5皿目は「豆乳わらび餅」
まさにそのまま。豆乳入りのワラビ餅の上にウニとキャビアがのっており、
あんがかかっていました。妙な食感でしたが、これもありかな。

P1000314

6皿目は「幽庵地に漬けた金糸魚の春巻き皮包み焼きマスタードソース」
マスタードソースが結構うまい…効いていました。思わず写真取るのを忘れて一口食べた後の図です。(それにちょいピンボケ)

次に十穀米御飯と味噌汁、香の物が出た後

P1000315

デザートの「紅玉りんごのソルベと彩りフルーツのスープ仕立て」で締めでございました。

昼食にしては贅沢なものでしたが、久しぶりに家族で食べたご飯でした。

娘にはかわいそうだから、高級チョコレートを家内が買って帰りました。

ごちそうさまでした!!

| | コメント (2)

走狗考②

狡兎死して走狗烹らるの「走狗烹らる」の部分に違和感を覚える方も多いと思います。

日本や西欧では犬はお友達って言う感覚が強いですよね。

でもお隣の韓国や中国では未だに犬は食料と言う感覚があります。

例えば恋する神父の主人公と一緒に罰を受け田舎の教会に修行に出される神父見習いも神父様と「犬を食べに行く」シーンがあるぐらいです。
韓国政府は1988年のオリンピック開催に向けて西欧に受け入れられにくい「犬を食べる習慣をやめよう」とキャンペーンを打ったぐらいです。

多分未だに中国や韓国では犬を食用にする習慣が残っているようです。

言わば犬=走狗はその程度の存在で、決して狩人と同列に並ぶ存在ではないと言うことです。

なぜか隣国の日本ではその考え方を否定し、犬は永遠の友達と言う考え方が支配的です。西欧化が進んだためか、仏教の影響なのかはわかりませんが、現代日本人には受け入れがたい感覚です。

まあしかし「走狗」と極めて比喩的な言葉だと言えると思います。食文化は別にしても日本でも「犬畜生」「警察の犬」といったさげすんだ言い方が多く散見出来ます。

食に供さないまでも、一段低い存在と見ていることは間違いないように思います。

「犬並みに扱う」という言葉もあります。経営者は末端労働者をそう考えていませんか。

経営陣は自分たちは士大夫階級で、それ以下の庶民は誰にでも出来ることをのらりくらりと進歩もなくこなしており、それはいくらでも代替のきく存在だと考えていませんか?

大きな間違いです。土嚢一つ積むにも、鍬を一つ振るう仕事でも実際にはノウハウの塊なのだと。そこには一子相伝的な教え方があったりしたのですが、今では彼らはその経営者の考え方に慣らされすぎて、自分を卑下しすぎていませんか?

私は自分にそのような蓄積された技術がないだけに妬みさえ感じます。

そのような人々をないがしろにする職場はいずれ崩壊するでしょう。

(以下次回)

| | コメント (0)

人事異動④

何度かお伝えしております人事異動の件なのですが。

詳細を言いますと入荷・検品・梱包・入庫/ピッキング/梱包・出荷の3部署に分かれているのですがそこの中心人物を殆ど入れ替えをしたのですが…。

この間梱包・出荷のところで難渋していたら、入荷・検品・梱包・入庫/ピッキングの人がみんな入って手伝っているじゃないですが!!まさに職場の連帯感が生まれつつあります。

今度もう一人検品要員にこれもエース級の人を入れることを決めました。そうしたらみんなでその人の作業場の整備を私から言われなくてもし始めているではないですか。
「そりゃ、XXさんが来たとき席もなかったらいやでしょうが」ですと!!

私がここに来たときには椅子もなければ机もない状態でしたもの(泣)

ある一定の条件を設定したら、人は自律的に変わっていくものなのだと痛感しました。

これは改善の第一歩だと考えています。これを継続していくためには努力を必要としています。それが楽しい努力であってほしいものです。

| | コメント (0)

涙が止まらない

今日は風邪でお休みです。実は昨日ソファで寝てしまい、ストーブも切れていたので見事にと言うわけですが(汗)

少し調子がよくなったので、ご無沙汰していたブログの更新をしています。

この日曜日、五木寛之が選んだBS-hiのドキュメンタリーを何本か放送していました。

その中で「世紀を刻んだ歌」というシリーズの花はどこへいった~静かなる祈りの反戦歌』 がありました。

これはいわずと知れたビート・シーガーの名曲「Where Have All the Flowers Gone」にまつわる話を関係者のインタビューなどを交えて紹介したものなのですが。

何度か再放送され私は多分その殆どすべてを見ています。この歌がたどる数奇な運命に実は何度見ても涙がこぼれてしまいます。

公民権運動や学生運動などに遅れてしまった世代の私は、1世代上の人々を羨望の目を持ってみていたところがあります。その羨望の一つの象徴がこの歌やボブ・ディランの風に吹かれてなどに他ならないのです。

はじめはこの曲と意外な2人の人物との関係が語られます。

一人はドイツ出身の往年の名女優マレーネ・デートリッヒです。彼女はドイツ出身ですが主にハリウッドで仕事をする女優でした。そのうちドイツ国内ではナチスドイツが台頭し、結局祖国を捨てアメリカに亡命しアメリカ人となるのですが。

戦後ドイツに帰国したとき裏切り者として迎えられてしまうのです。つまり彼女はその瞬間本来の祖国を失ってしまいます。しかし彼女は「花はどこへ行った」をドイツ語で歌い続けます。

番組中、五木寛之氏のエッセイの中の言葉が紹介されます。歌い終わった後しばらくの沈黙が続き兵士のすすりなきが聞こえそして徐々に拍手が起こり最後には大きな拍手が鳴り止まない状態になったそうです。つまり五木寛之氏はマレーネデートリッヒが「花はどこへ行った」をドイツ語で歌い続けることでやがて国を裏切ったわたかまりが解けた瞬間に五木寛之氏が立ち会ったということだそうです。

もう一人は、東ドイツ出身のフィギュアスケーターカタリーナ・ビット。彼女は18歳の時に出場したサラエボオリンピックで優勝を果たし他のですが、ベルリンの壁崩壊の後28歳のとき統一ドイツの代表としてリレハメルオリンピックに出場を果たします。

彼女は自分が始めて金メダルを手にしたサラエボでの内戦を目の当たりにしてその愚かしさを訴えるためあえて「花はどこへ行った」で演技をします。順位こそ7位に甘んじましたが、その拍手、投げ入れられる花束の数は優勝者よりも多く、人々の感動を誘ったと言われます。

アメリカの一フォークシンガーが書いたこの曲がどのようにして生まれ、そしてどのように歌い継がれたかをドキュメンタリーはつづけます。

ピート・シーガーがロシアの作家ショーロホフの「静かなるドン」の中に書かれているコサックの子守唄から着想を得て、花を摘む少女が結婚しその夫が戦争に行ってしまうという3番までの歌詞を2-30分で作り上げてしまいます。

その曲をピート・シーガーが発表し人々に歌い継がれるのですが、3番しか歌詞がなくすぐ終わってしまうので、兵士は墓石に墓石を花が覆うという4・5番の歌詞を書き足し、はじめの花を摘む少女に戻るというエンドレスの歌に代えたのです。

その後その歌詞で、キングストントリオやPPMやブラザーズフォーが歌い全世界的なヒットとなります。そして、静かなる反戦歌として戦場でも歌い継がれ、ベトナムの前線でアメリカ人兵士が歌っていることが報道されたことをきっかけにして、停戦へと世の中が向かっていったとされています。

ドキュメンタリーの後半の方で語られる逸話として、この曲が大ヒットした時代冷戦状態にあったこの曲は殆どロシアで歌われることがなかったそうです。しかし近年デートリッヒのドイツ語版に惹かれたロシア人のシンガーソングライターが、ロシア語でカバーしてヒットしたと言います。

なんと奇遇なことに、ロシアのコサックの子守唄から着想をえたこの曲が世界を巡って最後のロシアの地花開いたと言うことです…まるでこの歌の内容のように世界を1周してロシアに戻ってきたと言うことになります。

いつまでたってもいたるところで内戦やテロが行われていることは皆様もご存知のとおりで、番組最後の方で、いろんな人に「この歌が歌われなくなる日が来るのでしょうか」という質問を投げかけていますが、そんな時代は来るのでしょうか…。

| | コメント (0)

人事異動③

これほどうまくいくとはと言う印象です。

配置転換がこんなにも効力があるとは思いもしませんでした。
それまで、奥の院と呼ばれていた職場がその主を変えることにより、陽気なサロンとして一瞬にして変身してしまうのです。

配置転換した人は潜在能力はありますがその職務に不慣れな人です。でも人柄が抜群によく皆に好かれている人です。なんとその人が業務が進まず難渋していたらみんなそこに集まって彼女を助けているではありませんか!!
今までではありえなかった光景です。そしてその人を中心にして軽口を叩き合って楽しく仕事しているではありませんか!!!

やはり、仕事は人なのだと思いました。

私は常々人に言うのですが「人に仕事が付いてはいけない、仕事に人が付くのだ」と。
つまり、その人しか出来ない仕事を作ってはいけないのです。でも仕事には人の向き不向きがあります。それは実は人事ではわからないのです。そして現場の監督官でもわからないのです。本当にその仕事をするか、つぶさにその行動を分析しないとわからないことなのです。

簡単な仕事を「誰にでも出来る仕事」と片付けてしまうことを管理者はよくします。しかし、簡単な仕事などこの世に存在しないことを多くの管理者は知らないのです。簡単そうに見える仕事こそその裏に限りなく多くのノウハウが隠れているものなのです。それに気が付かない管理者は無能です。

私は幸か不幸か、管理者から一転現場作業者に落とされた経験を持っています。(つまり左遷です)ですからそこにいかに限りないノウハウが蓄積されているかを知っています。それを隠されてしまうことが企業にとっていかに大きな損失かと言うことを多くの経営者は知りません。

そのノウハウが色濃く蓄積された状態で一人入れ替えただけでこれほどの効果を生むとは予想だにしていませんでした。

逆に大きな勉強をさせていただいた気分です。そしてみんながんばれって叫んでしまいそうになりました。
まだまだ、この会社も捨てたものではありません!!

| | コメント (0)

最近のアクセス動向07/13

またまた最近のリピーターさんのアクセス動向です。

千葉県
大阪府
東京都
神奈川県
北海道
広島県
兵庫県
愛知県
滋賀県
山梨県

前回と順位変動なしです。依然千葉県がダントツのトップを維持しつつアクセスは堅調です。
それに対し、虎視眈々と1位を狙っている大阪…。

実は大阪が千葉に迫りつつあるのは事実です。地元大阪と、祖母の故郷千葉の争い…実はとっても嬉しいのです。そして滋賀これは私のルーツでもあるので。この3つがベスト10に入ってくれていることが救いです。(ガンバとジェフはどっちが優勝しても祝杯を挙げることでしょう!!もしくはマリーンズとバファローズ)

そしてあこがれの地北海道と東京、友人も多い神奈川、広島、兵庫、愛知。でもあまり縁のない山梨が入ってくれていることも大変にうれしいです。新しいあらたな友達が出来たようで。

そのほか、かなりの都道府県からアクセスいただいています。本当にありがとうございます。

コメントをいただけなくともあなた方が私を支えていていただいているのは間違いのない事実です。

theta2拝

| | コメント (2)

走狗考①

狡兎死して走狗烹らる
飛鳥尽きて良弓蔵る

という言葉があります。元は韓非子に由来するようですが、十八史略などでは漢の建国の三傑に数えられる韓信が高祖から死を賜ったときに発した言葉とも伝えられます。

言葉の意味は「狩るべき兎が野に尽きてしまえば猟犬は煮て食べられてしまう。射るべき鳥が尽きてしまえばどんなによい弓でもしまわれてしまう。」と言うことから転じて、「いくら有能な部下であってもするべき仕事が尽きてしまえば用済みで捨てられてしまう」と言う意味です。

実に含蓄の深い言葉として記憶しています。

例えば言葉の中にそうした主体=狩人が全く欠落していると言うこと。
韓信が走狗とするならば狡兎とは、項羽率いる楚軍です。
韓信はいわゆるそのすべての能力を駆使して「四面楚歌」にまで楚の覇王「項羽」を追い詰め、狡兎を狩りつくしてしまいます。この場合狩人は高祖劉邦であることは言うまでもありません。

韓信は漢王朝では、楚王に叙せられます。しかし強大な戦力と知略を持つ韓信を、高祖劉邦は忠実な部下とは見られなくなります。そして謀反ありとの猜疑心を膨らませやがて煮られてしまうのです。

その点はその他の2傑の蕭何・張良が軍事的な背景を持たないため立場が違っていたのかもしれませんし、劉邦に猜疑心の種をまいたといわれる呂后に対して隙を見せることはしなかったのかもしれません。

楚漢の戦いで張良は作戦立案を、蕭何は後方支援・兵站を、韓信は実戦部隊の将帥を務めます。歴史上これほどバランスが取れた幕僚を得た人はほかに類を見ないと思います。
多分どの一人が欠けても楚漢の戦いで漢が勝利することはなかったでしょう。

その建国の功臣をも粛清してしまうのです…時代の流れと言うものは。

翻って現代の会社を考えてみるとこれは日常茶飯事起こっていることです。リストラや余剰人員削減、非正規雇用、アウトソーシングはまさに「走狗烹らる」なのですから。

(以下次回へ)

| | コメント (0)

人事異動②

人事異動続報です。

うまくいきました。いままで残業続きだった部署①が定時で帰られる様になり、部署②は作業効率がいきなり1.5倍に増えました。

まあ、かなり分析し、根回しして考え抜いた配置だったのですが、実に鮮やかに3日で結果が出てしまいました(大泣)

特に部署①はミスを極限に少なくしなくてはいけない部署で、うちの最大の顧客向けの部署なのですが、これでミスは極端に減少するでしょう。そして部署②はいたるところにボトルネックのあるライン作業なのですが、ボトルネックの一つが解消されつつあります。

まだまだ問題の多い職場ですが、一つ一つ丹念に解きほぐしていけば何とかなるものだと言う実感です。

特に職場①はそれまで得意先を意識するあまりか、きわめてクローズドな職場だったのですが、人を変えることできわめてオープンになり明るい職場に生まれ変わりました。

それに周りの人たちから極めて好評だった今回の人事異動。

これが第1弾で第3弾まで考えています。全部ヒットして一人も辞めさせず、効率をアップする…なんとか成し遂げたいものです。

実は第4弾もひそかに用意して進行しているのですが…。これはまた時期が来ればお話します。

その間機械化、自働化、作業集約、新規技術導入、新規システム導入など何件も案件を抱えています。

…楽しいです、今の仕事は。目に見えて成果が見られることがこれほど楽しいものかと思うほどです。

| | コメント (0)

人事異動①

大学卒業して以来、失職していた時期を除いてあまたの人事異動を経験してきた私にとって敏感にならざるを得ない言葉です。私を福岡、東京、滋賀に誘ったのは人事異動によってです。

そしてそれが好むと好まざるとにかかわらず勤め人にとっては必ず降りかかってくる火の粉のようなもので、拒否することは退職を余儀なしとされてもしょうがないことなのですが…。

それを行う側になろうとは夢にも思いませんでした。

今の会社に入って2ヶ月ごろから、部長と今の職場の改善案を策定して来ました。当然その中には合理化、機械化、人事異動を含むものですが。
それは部長のその部門の2/3の人数を擁する人員が対象で大掛かりなものになってしまいました。

先週末その第3弾を発令してきました。本格的な人の入れ替え、基幹部門の強化を目的にしたもので、まだ一人としてやめさせたわけではないのですが。

明日その新しい人員でスタートを切ります。第4段目も予告し、引継ぎ準備を始めました。

自分が考えた大掛かりな人員配置で仕事を始める初めての経験です。

不安半ば、期待半ば…さてどうなりますか。

| | コメント (0)

最近見た映画(AIKI)

AIKI(2002年 天願大介監督)

結構感動ものでした。

私は物事に対する違ったアプローチを好む性格です。

武術とは相手を倒すための技…技術であることは間違いないと思いますが、何も相手の力と真っ向勝負して打ち滅ぼすだけがそのアプローチではないでしょうというのが「合気道の精神だ」と言うことを学ばせていただきました。

相手を拒絶するのではなくまず受け入れることが「合気」と言うことののだそうです。
その結果として相手は倒れてしまう。
何人の相手が来ようとも相手を傷つけず無能力化してしまうのが「合気」の真髄かとお見受けしました。

主人公は将来を嘱望される新人ボクサーですが事故によって脊髄損傷を患い、下半身不随になってしまいます。

紆余曲折し再び立ち上がろうとしたとき、合気道を知りそこに入門を果たします。

力によらずタイミングや関節の曲げ方や、体の動きに沿った動きで相手を制する合気道は彼の下半身不随による無力感から彼を解放していきます。

これは、私の志向する物事への違ったアプローチと見事に一致する考え方だと思い一気に見てしまい今こうして文章を書いているわけですが。

わたしがこの年になるまで生きてきてやっと悟りえたのは唯一つ「ある考え方の反対側には必ず同じ質と量を持つ違った考え方が存在する」というこの1点だけかもしれません。

つまりこれは何を意味するかといえば、一つの考え方に固執するなかれ、必ず別の解法は見つかります…と言うことです。

以前書いたトポロジー幾何学を生み出したポアンカレの「ポアンカレ予想」の解法はまさにその典型で、いわゆる当時最先端のトポロジー幾何学が解けなかった解法を別の解法によって解き明かされることもあるということなのです。

まあ、私が言いたかったのは、「人生捨てたものではありませんよ」と言うことだけです。

近視眼的に物事を見るなかれ、私は今は常にそのことを座右の銘として生きているつもりですがともすれば自分が自分がと奔走してしまう毎日です。

そういう意味では見てみる価値のある映画だと思います。

| | コメント (0)

帰巣

盛んに鶯たちが笹泣きしています。

戯れているのでしょうか、そして巣に帰るのでしょう。

あたりが少し暗くなり、一日が静かに終えようとしています。

Dsc00030

もう照葉樹があんなに紅葉しています

もう、秋も終わったのですね。

上空を静かな音を立ててジェット機が

飛んでいきます。

Dsc00031

彼らもどこかへ帰っていくのでしょうね。

| | コメント (2)

傷を見つける技術

焼きいれと言う言葉をご存知ですか?

これは鉄を硬くする技術です。例えば刀鍛冶が真っ赤に焼いた刀をジュッと水に入れているのを何かでご覧になられた方もいるかと思います。

あれが焼きいれと言うものです。

うちの会社の製品は鉄製かステンレス製が殆どです。鉄製品の場合硬さをあげるために焼入れをする場合があります。もっとも刀鍛冶が行うような熱くふいごを使った炉に入れた物を水に入れるのではなく、高周波を使って(つまり電子レンジのようなものです)製品を熱しそのあと、水やソリブルや油の中で冷まして焼入れをします。

この焼入れは科学的には金属の組織の並び方を変えることによって硬さ=硬度を調節する技術なのですが、冷やし方が悪かったら焼き割れといって場合によっては目に見えないひびを生みます。

このびびがいざ製品を使う段になってそこから大きな割れを生じてしまうことにもなりかねませんので、要注意です。

このひび割れをクラックと言いますが、大きなものだと目で見てわかるからいいのですが、小さなものだと見ただけではわかりません。ですから傷を見つける技術が必要となってきます。

この技術を専門的には探傷試験と言います。何種類かの探傷試験がありますがうちの会社では「極間磁粉探傷試験」と言うことをします。

これは蛍光塗料をコーティングした鉄粉を灯油にいれその中に製品を入れ、そこで電磁石の+-の両極を当てます。そうすると、クラックの縁の部分に鉄粉が集まってきます。

そうしたものを、ブラックライト(=紫外線を出すライトでその他の波長のものをカットしたライトですので、可視光線を出しません。ゆえにブラックライトと呼ばれています)を当ててやると、クラックの縁に集まった鉄粉が光ると言う寸法です。

このようにして小さな傷を見つけています。

まあ余談ですが下のようなおもちゃがあります。

Dsc00029

これ「INVISIBLE PEN」といって、紫外線にしか反射しないインクを使ったボールペンとブラックライトがセットになったおもちゃです。要するに人に見えないようにマークをしたりするときに使ったりするのですが。原理は全く同じなんです。実はこれ娘がパパこんなの大好きでしょって父の日に買ってくれたものなんです(笑)…父の趣味を熟知した娘ですもので(汗)

ご興味がおありでしたら。ハイタイド INVISIBLE PEN

このページのPRODUCT-PENのところにあります。

今回は傷を見つける技術の豆知識でした。

| | コメント (0)

空飛ぶ仕事…

どうも最近土日の週間ブログ更新&訪問ブログコメント投稿が続いている昨今です。
仕事での肉体的疲労度よりも精神的疲労度の方が大きくて、ウイークデーはものを書く心境になれないのが真実です。

この2週間も仕事上いろいろありました。

11/19からの週は殆どとんでもない研修に阻まれて本来しなくてはいけない仕事が殆ど出来ませんでした。そのために上司の部長と話も出来ない有様で。

11/26日からの週は部長が出張および本社の幹部会議でこれまた部長と電話ですこし話したきりでした。そのかわり社長から直接命令が空を飛んでやってきました。

もともと何でも屋さんの私ですのでこの手の話がとんでもなくたくさん飛んできます。

今回は現場作業環境での照明基準を至急作りなさいとのこと…。まあ、未知と言えば未知の分野ですが、いろんなことの応用編ですのでやってやれないことはありません。

現場の照明は多くの場合蛍光灯のことが多いですので蛍光灯を作っているメーカーに電話をしまくりました。

つまり東芝・松下電工・日立・三菱電機そして業務用で大きなシェアを持つ岩崎電気。
これらはすべて直販ではないので直接営業には結びつきませんが、多くの場合こういった相談には快くおおじてくれます。

今回日立製作所以外は状況を説明すると専門スタッフが出てきてくれて計算して提案してくれました。(警告! 日立さんあの営業対応はいただけません。今後日立製品は排除させていただきますよ)

結局のところターゲットにした「商品の在庫棚」での出荷のための品揃え作業(ピッキング)はJISZ91110にある工場照度基準の「ごく粗な視作業」にあたり、照度は75ルクスから150ルクス必要との結果が出ました。

それに応じて蛍光灯を配置すると、現在計画中のものが多すぎることがわかりました。

総務部長からも社長からも喜ばれる結果となってほっとしましたが…。

それにしても、私は製造部長の直属なんですよ。製造部長からではなくほかから飛んでくる仕事のなんと多いこと…何とかしてください!!

| | コメント (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »