銀英伝もう一度
「銀河英雄伝説」がなぜ人々に支持されるのかなどということを考えていました。
その一つには多彩でリアルな人物像が生き生きと描かれているからでしょう。
極めて優れた用兵家として描かれる自由惑星同盟のヤン・ウエンリーと銀河帝国のライハルト・フォン・ローエングラムを筆頭にして、その各々に連なる人物たち。それが実に生き生きと描かれている点でしょう。
ヤン・ウエンリーとライハルトは常にお互いを意識し尊敬すらしつつ、敵として戦いその戦略や戦術の中でしか語り合うことを許されない関係です。
ヤンは常にその後輩に軍事独裁を恐れる自由惑星同盟政府の妨害を受けつつ、ラインハルト門閥貴族らに行く手を阻まれつつ、各々違う自分の信ずるもののために、その地位とはかかわりなく常に前線で戦い続けるのです。
そこには常に、その二人のことを信じてヤンには「伊達や酔狂での革命」を行う連中がラインハルトのもとには、「矜持にかけて黄金獅子死守」しようする将帥たちが集まり、お祭り騒ぎを始めるのです。
その二人ですがバーミリオン会戦後ただ一度だけ直に会見するのですがその中の一部です。
ヤンはラインハルトに「嫌いな奴はいないのか」と聞かれ
「私がきらいなのは、自分だけは安全な場所に隠れて戦争を賛美し、愛国心を強調し他人を戦場にかりたてて後方で安楽な生活を送るような輩です。こういう連中と同じ旗のもとにいるのは、耐え難い苦痛です。」
またヤン・ウエンリーは
「あなたはちがう。つねに陣頭に立っておいでです。失礼な申し上げようながら、感歎を禁じえません。」
ラインハルトはそれに対し
「なるほど、その点だけは私を認めてくれるのだな。素直に喜んでおこう」
と答えます。
最前線で尊敬される指揮官は、常に最前線に出ている最高指揮官なのだです。「銀河英雄伝説」がずっと愛され続けているもう理由の一つは、「武侠小説」と同じで、後ろで旗を振る奴らを絶対に許さないという点にあると思います。
私を支配している「株主の方々がは」顔も何も分からないし誰なのかを知らない私は怨嗟の声を上げる方法を知りません。経済は軍隊ではないですから、私が考えている以上に複雑に出来ていて、そんな人たちは存在しないのかもしれません。しかし、私の知っている「指揮官」たちは決して前線のことを知らないのは確かです。そして前線で指揮しているようには見えませんが、それは私の目が曇っているからなのでしょうか?
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コメント
そうだ!
伊達や酔狂で戦う…彼らの生き様が…
もう何も言いますまい…
投稿 りこ | 2007年3月16日 (金) 01時44分
>伊達や酔狂で戦で戦う
って言うのがやはり彼らの生き様なんですよね。
後ろで旗を振るやつらにそれが分かっていない。
某国の大統領ももその一人です。トリューニヒト並みの悪人かもしれないですよ…本当に。
投稿 theta2 | 2007年3月16日 (金) 06時23分